花づくりの基礎 vol.1

プランター植えの花苗、庭植えの花々、花壇の花々、鉢植えの花々等の花づくり。
ご自身の趣味として、又はご家族の皆様と楽しく、気軽に育てられて増やせる、花づくりの基礎情報です。
花づくりにある日頃の疑問、あんな事・こんな事を学びましょう。
花のある暮らしをゆっくり満喫しては、いかがですか。

これから複数回にわたり、ウェブサイト上で「花づくりの基礎」と題して花づくりの情報を公開していきます。

用土の準備

花を育てるには、花にあった土を使う事が大切です。一般的にどんな土が最適か学びましょう。

  1. 土の間に敵当な隙間があり、水やりをすると余分な水は鉢底からすぐ流れ出し、いつまでも溜まっていない事。
  2. 水やり後すぐ乾かず、しばらく湿度を保っている事。
  3. 病害虫の菌、卵、雑草の種等、余分な物が混ざっていない事。
  4. 酸性に偏っていない事。

土の改良

 放置された土は、硬く固まっています。深めに耕し、固まっている土は崩し、草・ゴミ・石等は取り除きます。

赤玉土小粒7:腐葉土3 の割合で土を足します。ほとんどの土づくりに対応できます。

酸性の改良

 日本の土は、ほとんどが酸性といわれています。多くの花は酸性を嫌います。石灰をまいて中和させます。植え付けの2週間前に行ってください。

用土の種類

赤玉土赤玉土水はけがよく通気性にすぐれている。小粒・中粒・大粒
鉢底石鉢底石赤玉土の大粒、軽石を使う
腐葉土腐葉土広葉樹の葉を腐食発行させた土。有機質を含み適度な湿度
鹿沼土鹿沼土栃木県鹿沼地方特産土。水もち、通気性優れている。花木用
バーミキュライトバーミキュライト通気性、水はけが良い。
ピートモスピートモス寒冷地で水ゴケが堆泥化した物。通気性、水はけ良い。
水ゴケ水ゴケ池、沼に生える苔を採取乾燥させた物。通気性、水はけ良い。
培養土培養土赤玉土、腐葉土、鹿沼土、バーミキュライト、ピートモス、微量肥料の混合土。
用土の種類

※上記の写真は例のため、100%同じものを使用する必要はありません。